背景
今、仕事も人間関係もうまくいく引きずらない力: もっと「鈍感」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫)を読んでいて、「行雲流水」という禅の考え方を学んだ。「行雲流水」とは、物事に執着せず、自然の成り行きに身を任せること。この格言が気に入ったので、Geminiにこの考え方を取り入れるための心の持ち方や捉え方を聞いてみた。
1. 受け入れること (Acceptance):
変化への抵抗を手放す: 自然界と同様に、私たちの周りの状況や私たち自身も常に変化しています。この変化を避けようとするのではなく、あるがままに受け入れることが、流れに乗るための第一歩です。「変わらないものはない」という認識を持つことが大切です。
不確実性を受け入れる: 未来は予測不可能であり、計画通りに進まないこともあります。不確実な状況に対して不安や恐れを抱くのではなく、「そういうものだ」と受け入れることで、心の波立ちを抑えられます。
2. 今に集中すること (Mindfulness):
現在を味わう: 過去への後悔や未来への不安にとらわれるのではなく、「今、この瞬間」に意識を向けることが重要です。目の前の出来事や自分の感情、感覚に意識を向けることで、自然の流れを感じやすくなります。
判断を手放す: 良い・悪いといった判断をせずに、ただ起こっていることを観察する練習をします。これにより、物事を客観的に捉え、感情的な反応に振り回されることを防ぎます。
3. 手放すこと (Letting Go):
執着を手放す: 物や地位、過去の経験、あるいは未来への期待など、あらゆるものへの執着は、流れを滞らせる原因となります。「失っても大丈夫」「変わっても大丈夫」という心の余裕を持つことが大切です。
コントロールを手放す: 全てを自分の思い通りにしようとするのではなく、コントロールできないものがあることを認識します。できることに集中し、できないことは流れに任せるという割り切りが重要です。
4. 自然との調和 (Harmony with Nature):
自然から学ぶ: 自然界のあらゆる現象は、常に変化し、流れています。川の流れ、風の動き、季節の移り変わりなど、自然の動きを観察することで、行雲流水の感覚を養うことができます。
自分も自然の一部と捉える: 人間も自然の一部であり、自然の法則に従って生きています。無理に逆らうのではなく、自然のリズムに合わせて生きることを意識します。
実践
今日、「行雲流水」を実践してみたらいつもはうまくいかなかったことが前に進んだという出来事があった。以前から訳あって読書中に集中できないことが度々あります。そんな時は、その状況に不満を覚えつつ強引に読み続けては上手く読めず、時々読めたりするということを繰り返していた。しかし、今日は、集中できなくなった時にこの状況はコントロールできないと一旦受け入れることができた。そうすることで、ちょっと休憩でもしようかと気持ちを切り替えることができた。コントロールできない出来事は当然コントロールできないんだけれども、その対応は自分で選択することができる。このことはMTGAでの待機画面のフレーズで知っていたけど、今日初めて実際に体験して腑に落ちた。休憩後は、集中できたりできなかったりしたけど、その時にも次の対応を考えて試すということができた。今まではイライラしながら現状に抵抗していただけだったが、今日の体験は、トラブルに対処できているという感覚があってだいぶストレスが減ったと思う。
最後に
「行雲流水」は今日から私の座右の銘に加わります。
皆さんの座右の銘はなんですか。